細野クリニック 院長 細野周作氏
六本木の細野クリニック院長。栄養療法と自律神経のバランスを調整する治療を組み合わせることで、アンチエイジングにも積極的に取り組んでいる。 また、顔とカラダのゆがみをとる画期的な治療法PANセラピーが注目を集めています。そんな細野氏にサプリメントとデトックスについて教えていただきます!!

『腸内環境はデトックスのカナメ』

今回は、デトックスのなかでも重要である腸内環境についてです。 デトックスはまず、有害な物質をとりこまないようにすることが大切です。 一度食べてしまったものをカラダの中に取り込むか、それとも取り込まないで便として出すかを決めるのは腸の働きによって決まります。 つまり腸内環境がどういった状態かが大切なのです。

腸は見た目ではお腹の中にあるけれど、皮膚と同じように外界との境界を作っていて、外からの有害な物質が入り込まないような働きがあります。 善玉菌である乳酸菌が多い腸内環境では、有機水銀の吸収が抑制されることが分かっています。 また、腸にいる悪玉菌がカラダの中に入り込めば、菌血症となってしまい、重症な状態になります。悪い菌が入り込まないように、免疫機能が発達しています。腸管免疫といい、カラダのリンパ組織の6,7割は小腸に集まっているといわれます。

さて、 腸内環境を決めるのは、善玉菌と悪玉菌のバランスになります。バランスが崩れているかどうかをチェックするポイントを説明しましょう。 見分け方としては、まず便秘があるかないかをみます。 便秘があるのは、なによりよくありません。便は有害物質。有害物質をカラダに溜め込んでいることになります。当然腸と口はつながっていますから、口臭もくさくなります。

次に、便のにおいと形。 よい便はバナナ状。下痢状な便や、鼻につくような臭いにおいの便はよくありません。 そして、善玉菌を増やす方法です。菌自体を補給する方法と、腸内にいる善玉菌を増やす方法があります。生きた菌を入れて、さらにそのエサを入れる、と考えてください。 菌を補給する方法としては、乳酸菌をサプリで取ります。ただし 乳酸菌はとっても胃液で殺されてしまうことが多いので、 生きた菌を使い、さらにその種類や量が多いもので、カプセルが腸で溶けるようなものがよいでしょう。クリニックでは、医療用のサプリ:クレアラボ社のものを使っています。

次に、乳酸菌を増やす方法。食べ物では、食物繊維やオリゴ糖にその作用があります。そうはいっても、なかなか食事からとるのが難しい人におススメなのが乳酸菌産生物質。これは潤性蘇菌がおススメです。 乳酸菌が産生した物質で、乳酸菌自体を増やす作用があります。 だいたい飲み始めて1週間くらいから便の形とにおいが変化し始めます。 多くの方が悩んでいるアレルギーも腸内環境が大きく影響するといわれています。腸内環境を改善することで、症状がよくなる例が数多く報告されています。 花粉症でお悩みの方は試す価値はあるでしょう。ただしアレルギー体質を変えるには時間がかかるので、腰をすえて継続していくことが大切です。

最後に、腸の運動をコントロールしているのは自律神経です。 腸内環境をよくしていくことで排便コントロールはかなり改善するけれど、 なかなか改善しないこともあり、そういった場合は司令塔である自律神経の働きが悪いと考えられます。自律神経については第4回号に詳しく書きます

 

次回もお楽しみに

細野周作氏プロフィール

経歴細野クリニック院長。内科医、皮膚科医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医、国立健康栄養研究所認定NR。 私立開成高校、東京医科歯科大学医学部卒。東京都済生会中央病院、東京大学医学部付属病院を経て現職。 栄養療法と自律神経のバランスを調整する治療を組み合わせることで、アンチエイジングにも積極的に取り組んでいる。 また、顔とカラダのゆがみをとる画期的な治療法PANセラピーが注目を集めている。
細野クリニックhttp://www.hosono-clinic.com/
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〒104-0031 東京都中央区京橋1-6-11 カンケン京橋ビル2F
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休 診 日 

2007年03月14日 09:45 更新

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