クッキング

「みかん」が食べたいとき

みかん日々寒さが増し、温州みかんがおいしい季節になりました。お弁当に持っていくのにも便利だし……。「えっ、今さら?」とお思いでしょうが、とりあえずお付き合いくださいね。ご存じのこともたくさんあるとは思いますが(笑)。


テク1★皮をむく前に、よく洗って水気を完全にふきとる。

みかん多湿な日本の気候では、みかんの栽培は案外難しく、無農薬、ノーワックスのものは少ないのが現状です。皮は食べないとしても、皮をむいた手で口に運ぶのであれば、食卓にのせる前によく洗っておきましょう。このとき、水分が残ると、雑菌の繁殖や腐敗の原因になりますので、洗った水気はふきんなどでよく拭き取り、完全に乾かします。

テク2★ふくろ(じょうのう膜)も一緒に食べる。

料理に使う場合は、口当たりが悪くなるので、ふくろは外しますが、そのまま食べるときは、ふくろごと食べるのがオススメ。良質の不溶性食物繊維「セルロース」が摂取できます。

テク3★1日に1個から2個を目安にする。

みかんに限らず、くだものに含まれる糖分は結構多いものです。くだものの摂取は1日に200g程度が適量。大きさにもよりますが、みかんだったら1~2個がいいでしょう。

テク4★皮はよく洗って、お風呂に。

みかんの木皮の利用で、最もポピュラーなのが「みかん風呂」。皮を湯船に入れるだけで、香りもよくて体が温まり、また、その湯気は風邪ののどや鼻の症状を和らげます。最後にみかんの皮でバスタブの周りをこすっておくと、クエン酸やオレンジオイルの効果で湯垢がきれいに落ち、お風呂もピカピカに! お風呂場までデトックスですね。

⇒で、どうなるの?

意外と知られていないのが、みかんの皮を洗うこと。殺虫剤や防カビ剤などの農薬は、ほとんどが皮の表面近くに残留します。長期保存には、多少の農薬がついたままのほうが長持ちしますが、すぐに食べる分は、洗ってよく拭き取り、農薬やワックスの摂取を極力減らすようにします。

豊富なビタミンやクエン酸の話はご存じだと思いますので今回は省略しますが、みかんの黄色成分である「βクリプトキサンチン」についてひとこと。 βクリプトキサンチンはトマトのリコピンやにんじんのβカロテンなどと同じ仲間のカロテノイドで、抗酸化力が強く、美容やがん予防に効果的な成分として知られています。また、他の成分に比べ体内で長い期間作用が持続するのが特徴で、近年、骨粗しょう症への効果も期待されています。 他に、漢方薬や七味唐辛子の材料である陳皮(みかんの皮を干したもの)としての薬効も高いのですが、こちらはまたの機会に……。

2006年10月25日 10:23 更新

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